住民の皆様
ご近所で間もなく工事が始まることが分かった時、不安がよぎることと思います。ご承知のように、解体工事や建設工事では、近隣住民の皆様に多大なご迷惑をかけ、時には甚大な損害をもたらします。
騒音や振動の発生、工事車両や作業員が行き交い、汚れやほこりも出ます。施工者側は、近隣住民への迷惑を最小限に抑える努力と、何事にも真摯で誠実な対応に心がけ、信頼を得なければ、工事を円滑に進められません。
施工者側の誠意として自社負担で工事前と完成時の「近隣家屋調査」が慣習となっています。これは、「工事により、近隣家屋や外構工作物に損傷を与えた場合は必ず修復や補修をします」という意思表示になります。
近隣住民の皆様が最も心配されるご自宅等の修復や補修の問題を解決し、安心して頂くために、調査会社は公正で正確な資料を作成しなければなりません。
調査会社は着工前と完成時に報告書を2部作成し、住民側と施工者側に提出します。両者はその報告書により、工事被害の有無と度合いを確認し、約束通り修復や保証をして円満解決となります。しかし実態は誠実な施工会社や公正な調査会社ばかりではありません。
これまでも、施工会社側の指定するお仕着せの調査会社による調査資料に疑念を持たれる住民様も多々あり、近年紛争が増加しています。残念ながら私どもはその危惧を完全否定出来ない癒着関係を何度も見て来ましたし、中には公然と「金は建設会社からもらうのだから建設会社に味方するのは当たり前だ」という業者もいます。
調査会社の唯一の立脚点である「公正さ」を失えば百害しかありません。
また一方でこの30年来、調査業務が慣例となり急増するのに対して、調査員の育成が追い付かず、未熟な調査員による稚拙な報告書が横行し、結果的に住民様だけでなく施工者側にも不利益をもたらし、その結果紛争となるケースも増えています。
当協会は調査業界の現状を憂い、“癒着”と“未熟”を一掃し、使命を全うし、業界の健全な発展を企図して設立されました。
◎「近隣家屋調査士養成講座」により調査員のマナーと技量の向上を図る
◎公正な理念と優れた調査能力を兼備した調査員に「近隣家屋調査士」の資格を授与する。
◎「近隣家屋調査士」や在籍する調査会社に調査業務を紹介する。
皆様はご自宅という大切な財産を守るため、以下の2か条を実行してください✔️
①近隣で工事が始まる前に施工会社に対し、着工前と完成時の家屋調査を要求してください。すでに慣例になっていますので、求められて拒絶する施工会社は稀ですし、断れません。
②調査会社は、損傷を被る住民様主体で安心できる業者を指定すべきです。
当協会がお手伝い致します。施工者側も癒着の疑念を持たれては工事を円滑に進められませんので、住民様指定の業者が適正価格であれば拒絶する正当な理由もなく、逆に歓迎してくれます。
建設工事において近隣住民と施工会社の誠実な話し合いによる円満な解決に資する調査と報告書提出が当協会の使命と考えています。
ご要望があればいつでも担当者が参上いたします。またトラブル回避のための相談会も受け付けております。
ご遠慮なく是非ご一報ください。

